手術室のVRライブ配信とデータ蓄積を同時実現「オペクラウドVR」開発!日本医科大学付属病院と共同検証を開始
- 2020.03.26
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株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は手術室に高精細360度VRカメラを常設し、VRライブ配信とクラウドへのデータ蓄積を同時に行うシステム「オペクラウドVR」を開発しました。ジョリーグッドは日本医科大学付属病院と共同で、オペクラウドVRの運用におけるプライバシー処理や患者やご家族への撮影許諾のフローを検証し、実際の医療現場への普及と定着を実現します。
オペクラウドVRは、熟練医師の手技を始め、第一助手やベテラン看護師、メディカルエンジニアなど治療現場にいる専門スタッフの視野を、常設された高精度な360度VRカメラでライブ配信し、同時にデータ蓄積管理を行う統合システムソリューションです。
導入した病院はオペクラウドVRを活用することで、ベテラン医師の技を手術室に入ることなく若手医師や医学生らに体験させることが可能で、医療技術の伝達を加速します。また症例における術者目線の360度視野を共有することで他の医師との意見交換を活発にし、医療訴訟のリスク対策から医療機器メーカーとの共同研究のきっかけの醸成まで、多様な側面から医療安全と医療技術の進化を後押しします。
進化の早い医療に求められる教育革命
医療技術は進化が早く、日々高度化しています。これまでのような熟練の手術に立ち会う形での医療教育には、移動の手間や立ち入れる人数の限界など、多くの課題がありました。また治療の現場に立ち会っても、術野をしっかり見るためには、近づいて見る必要がありましたが近づき過ぎると逆に治療を邪魔してしまう、という課題もありました。
オペクラウドVRが実現するヴァーチャル臨床体験は、見学人数や立ち位置を気にすることなく、たとえ立ち会うことができない症例でも、いつでも好きなときに体験学習することができます。360度どこでも見ることができるVRにより、それぞれが異なる動きをする治療スタッフの動きを、全体の流れとともにしっかり把握、確認することができます。
オペクラウドVRとは
オペクラウドVRとは、手術室に360度カメラを常設することで、手術室の外でVRライブ配信を実現します。また、同時に自動的にクラウドにデータを蓄積し管理する、手術室常設VR360度撮影配信ソリューションです。ライブ配信をしない撮影データのクラウド保存のみも可能で、クラウドに保存されたアーカイブVR動画は、医師や看護師の教育や学会でのセミナーなど、様々な活用が可能です。
オペクラウドVRの機能
1. 術者目線を高精度360度カメラでVRライブ配信
2. 複数同時にVRライブ視聴で手術見学の限界を拡大
3. 配信データを録画し、クラウドへ蓄積して管理
4. セキュアな暗号化システムで安全な情報管理
5. 蓄積データはいつでもどこでもVRゴーグルで視聴可能
<オペクラウドVRのセキュリティ>
オペクラウドVRは、医療情報システムで多数実績のあるベンターのクラウドシステム(AES256によるサーバサイド暗号化)を採用し、3省3ガイドラインに準拠したシステム構築、運用を行うことで情報セキュリティの堅牢性を確保します。1. 術者目線を高精度360度カメラでVRライブ配信
2. 複数同時にVRライブ視聴で手術見学の限界を拡大
3. 配信データを録画し、クラウドへ蓄積して管理
4. セキュアな暗号化システムで安全な情報管理
5. 蓄積データはいつでもどこでもVRゴーグルで視聴可能
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