レノボ、国連財団のイニシアチブGirl Upならびに映画監督のAva DuVernay 氏と協力し、世界を変える10人若い女性に光を当てるプロジェクト「New Realities」を開始

レノボ、国連財団のイニシアチブGirl Upならびに映画監督のAva DuVernay 氏と協力し、世界を変える10人若い女性に光を当てるプロジェクト「New Realities」を開始

若い女性チェンジメーカーたちが360度没入型映像を通じて、世界に向けて彼女らのメッセージを届けます。テクノロジーと共感についての世界各地での見方が明らかに―レノボ国際調査

レノボ・ジャパン合同会社
 
レノボは2020年10月8日、国連財団によるジェンダー平等イニシアチブGirl Upと映画監督のAva DuVernay氏の支援を受け、グローバルプロジェクト「New Realities」を立ち上げました。スマートテクノロジーを活用してグローバルな社会問題について提言、解決し、共感を広げていく女性を応援する、ダイナミックで芸術的なプロジェクトです。

New Realitiesでは、新型コロナウイルス感染症による国際的な大混乱の時代のなか、国際ガールズデー(10月11日)に先駆けて、世界10の国で社会変化を体現している10人の若い女性たちに、彼女たちの思いを発信する場を、見ている人が思わず引き込まれてしまうような一人称視点の360度映像体験として提供することにしました。また、このプロジェクトに先駆けて実施されたレノボの調査によると、テクノロジーの進展と活用によって人々がコミュニティ内の異なる考え方に、より共感を示すようになったことが明らかになりました。

4か月間にわたり撮影されたNew Realitiesの360度映像作品は、彼女たちがテクノロジーを利用して社会問題対策を支援したり、啓蒙的なアートを制作したり、コミュニティで切実に必要とされているサービスを提供したりという、多様性に満ちた勇気ある取り組みを描いています。この映像作品は、それぞれの女性に彼女たち自身の意見を伝える場を与え、共感と社会の前向きな変化を促進するというミッションを進めて行く上で、スマートテクノロジーが果たす役割に光を当てます。作品内でチェンジメーカーとして取り上げられ、社会変革を実現している10人の若い女性たちは、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、英国、米国から選ばれました。

日本からは、渋谷教育学園幕張高等学校に在籍する高校1年生、立崎 乃衣(たつざき のい)さんが選出されました。小学3年時からロボット製作を開始し、中高生国際ロボットチーム「SAKURA Tempesta」(https://sakura-tempesta.org/)にも所属する彼女は今年、中学3年春休み時に、コロナ禍の医療機関支援のため3Dプリンタによるフェイスシールド製作に着手、800個を一人で設計・製作・配送するという活動を行いました。現在もSAKURA Tempestaのチームメンバーの協力の元、「Face Shield Japan」(https://sites.google.com/view/face-shield-japan)として配布活動を続けています。

彼女たちの活動を記録したフィルムに加えて、レノボはGirl Upと協力し、彼女たちが目標に沿った研究分野を追求するための助成金として10万ドルの資金を提供しています。彼女たちは、新たに立ち上げられたグローバルアンバサダープログラムを通じて指導を受けています。このプログラムでは、ARRAYのAva DuVernay氏のチームが厳選したメンターと、レノボ、ARRAY、Girl Upが提供するリソースにアクセスできます。また、コーディング用にビジネス向けPC「ThinkPad™ X1 Yoga™」、音楽用の「Yoga C940」、またはコミュニケーションや外出先で使える「Motorola Edge」など、ミッションをサポートするレノボとモトローラの技術も彼女たちに提供されました。

アメリカ人映画監督Ava DuVernay氏のコメント:
テクノロジーを用いてそれぞれのミッションを並外れた方法で達成した、世界各国10人の才能ある若い女性たちの業績に、レノボと協力して光を当てたいと強く望んでいます。ARRAYの同僚と共に、次世代の女性リーダーたちに力を与えるための重要な取り組みの一環として、このメンターシップを開設しました。それぞれの若い女性たちが、レノボのNew Realitiesを通じてそれぞれのストーリーを世界に共有してくれたことに感謝します。世界の歴史の中の、このように極めて重要な時期においては、互いに手を取り合い、全ての人が尊重され受け入れられる、より包摂的な社会に向かって前進することが不可欠です。

New Realitiesについては、こちらのリンクをご覧ください: www.lenovo.com/NewRealities

新たな事実:新しく、より共感的な世界
レノボがNew Realitiesに併せて実施した調査では、世界的な危機のなかで共感の必要性や共感を求める声が改めて強くなっており、このプロジェクトに参加した10人のチェンジメーカーによる取り組みの真の重要性を強調しています。レノボは、すべての人にスマートテクノロジーを提供するという使命の下、多様な視点に目を向け、実践することの重要性を理解しており、スマートテクノロジーが世界中の共感を広げていると信じています。

世界10か国のグローバル市場で働く15,000人以上の回答者の3分の2は、COVID-19のパンデミックが続くなか、テクノロジーによって人々がコミュニティ内の異なる考え方に共感を示すようになったと回答しています。

「New Realities:共感とテクノロジーレポート」:
・ニューノーマルにおけるテクノロジーへの評価の高まり:この調査は、特にパンデミックの間の、世界中のテクノロジーと人々の関係の変化を浮き彫りにしています。回答者の79%は、COVID-19以降、テクノロジーを個人で使用できることでより快適になっていると答えており、また79%が、テクノロジー全体をより高く評価すると考えています。
・テクノロジーが、変革を推進する若者に発信を促す:回答者の大多数(73%)は、テクノロジーの進歩が、重要な社会問題に取り組む若者に前向きな影響を与えると考えています。
・若い世代はテクノロジーの力でお互いをより理解できる: テクノロジーが分断ではなく共感を生むという前向き見方は、若い世代でより顕著です。この調査に参加したZ世代の76%、ミレニアル世代の71%が、パンデミックの期間、テクノロジーのおかげでコミュニティにより共感できるようになり、自分と全く違う生き方をする人の視点に立って考えることができたという意見に賛同しました。
・テクノロジー企業は改革を促進するべき:グローバルな調査の参加者の約9割(89%)が、COVID-19以降の世界で、テクノロジーを活用して重要な社会問題に対処するため、テクノロジー企業自身が変革する必要があると答えています。

レノボのユーザーおよびカスタマーエクスペリエンス担当副社長、Dilip Bhatiaのコメント:
レノボは単なるテクノロジープロバイダー以上の企業になろうと努めており、人々がスマートテクノロジーで前向きな変化を起こすための力になりたいと考えています。この調査はレノボの役割として、世界のテクノロジー需要に応える以上のものが必要になっていることを示しています。それはつまり、人々を共感させ、将来の世代が彼らのミッションを果たすことができるよう促し、違いを生み出す力を与えるテクノロジーです。

New Realities:共感とテクノロジーレポート(英語)はこちら:
www.lenovo.com/newrealities.

「New Realities:共感とテクノロジーレポート」について:
この最新の国際調査は、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、英国、米国の10のグローバル市場で、15,000人以上を対象に8か国語で実施されました。この調査は、2019年にThis is Lifeグローバルキャンペーンで始まった、共感の力を理解するためのレノボの取り組みの一環です。よりスマートなテクノロジーによって、人々が共感しあい、言語や文化、地域を越えて繋がり、他の人の視点で世界を体験できるようになると人々が信じていることが明らかになりました。

Girl Upについて
Girl Upは少女たちをジェンダー平等運動のリーダーに位置づけた、世界的なリーダーシップ開発イニシアチブです。6カ国語のリソースと、125カ国以上にある4,000のGirl Up Clubで、さまざまなバックグラウンドを持つ75,000人の少女をトレーニングし、あらゆる場所で少女たちに目に見える変化をもたらしています。

このイニシアチブはリーダーシップトレーニングを行うもので、少女たちにジェンダー平等の支持者、活動家になるためのツールを提供します。このプログラムにより、少女たちはソーシャルインパクトについてのスキルセットを広げ、ストーリーを伝える場を手に入れ、社会的利益のためにSTEMを活用します。リーダーたる少女たちは、地方や国レベルで実際に政策の方針転換を起こし、世界中の数万人の少女たちに届けられる国連プログラムに数百万ドルを調達し、コミュニティベースのムーブメントを構築しています。

Girl Upは2010年に国連財団によって設立され、世界中でジェンダー平等を達成するために、パートナーとのグローバルコミュニティ全体で活動を続けています。

ARRAYについて
ARRAYは、ロサンゼルスを拠点とするマルチプラットフォームのメディア企業およびアーティスト集団です。2012年に映画監督のAva DuVernay氏によって設立された同社は現在、非営利の映画・社会正義組織であるARRAY Allianceと提携し、ARRAY Releasing、ARRAY Filmworks、ARRAY CreativeCampusといった3つのブランドエンターテイメント法人を運営しています。 www.arraynow.com

レノボについて
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、Fortune Global 500に含まれる売上高500億米ドルの企業であり、世界中の180の拠点で63,000人以上の従業員と共に、スマートデバイス、インフラシステムなどにより最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、Intelligent Transformationを実現させるビジョンを持ちます。レノボは非常に広範なコネクテッドデバイス製品を製造する企業で、スマートフォン(モトローラ)、タブレット、PC(ThinkPad、Yoga、Lenovo Legionなど)ワークステーションおよびAR/VRデバイス、スマートホーム/オフィス製品などを提供しています。レノボはまた、今後社会やビジネスが相互につながり変革してゆくために必要とされるコンピューティングのパワーとキャパシティを次世代のデーターセンターソリューション(ThinkSystem、ThinkAgile)によって提供します。レノボはすべての人の優れた力を呼び起こし、誰もが発展するよりスマートな未来を創ることを目指しています。

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 ※本原稿はレノボ本社広報サイトの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/lenovos-new-realities-groundbreaking-young-women-changing-the-world-filmmaker-ava-duvernay/