VRやMRの求人応募に必要な技術と求人サイトのまとめ情報【最新版】
あなたは、VRなどの求人情報をお探しですか?VRやMRなど、技術の発展により需要がどんどんと増えてきています。コロナ禍により、様々なシーンでのオンライン化が進んでいます。それに伴い、「VRイベント」などVRやAR、MRの活用にも注目が集まっています。
VRに関する求人に応募するには様々なスキルを必要とする場合が多くあります。ここでは、VR、AR、プログラミング、開発などの情報と共に求人情報をどのように探せばよいかをご案内していきます。
1.VR、AR、MRとは何なのでしょう?
VRなどの求人を見ていく前に、まずVRやAR、MRとは何なのかをお伝えしていきます。
VRとは、「仮想現実」を意味します。VRゴーグルと呼ばれるデジタル機器を装着して、仮想空間の中に入り、ゲームや映像を楽しむ技術のことです。似たような言葉にARがありますが、こちらは「仮想現実」を意味し、現実の空間にあたかも仮想の物質があるように見える技術のことです。ARですと、スマホゲームの「ポケモンGO」のヒットが有名ですが最近では「マリオカート・ライブ・ホームサーキット」というような有名ゲームがARになったものも発表されています。
また、VRとARのどちらの特徴も取り入れたMR(複合現実)という技術も誕生しています。そして、これらVR、AR、MRすべてを総称してXRとも呼びます。
2.活用の場所が広がるVRやMR
前述しましたが、コロナ騒動の影響で「オンライン音楽ライブ」「テレワーク」「リモートワーク」など様々な業界でオンラインが導入されています。VRやAR、MRにも日の目が当たっていて、例えば、YouTubeではVRでAKB48の公演のライブ映像が見れたりします。
https://www.youtube.com/watch?v=1imW9LKXagQ
VRの特徴は、カメラ視点の変更が出来たりするためまるでその場にいるような臨場感が味わえる点です。コロナ騒動がおさまった後も活用は広がっていくと考えられます。そのため、VRやMRなどの求人は今後も増加することが予測でき、将来性が有望な業界と言えます。
3.VRやMRの求人にはどのような技術が必要?
VRやAR、MRのプログラミングや開発などの求人に応募するにはどのような技術が必要なのでしょうか?現場によって変わってくるためすべてが必要というわけではありませんが、具体的には下記のような技術が関わってきます。
1.ゲーム用の開発ソフト操作とプログラミング技術
VRやMRの求人には、多くの場合、専用ソフトウェアの操作技術とプログラミング技術が必要になります。プログラミング言語としては「C++」や「Javascript」が利用されています。
①Unity
Unityは、VR開発でよく使われるソフトです。
「ポケモンGO」が特に有名で、「どうぶつの森」シリーズや「バイオハザード」シリーズにも利用されています。VRなどの求人に応募するには習得が必要となってくるでしょう。
Unityはプログラミングが出来なくてもVRを開発できますが、業務となると細かい設定などが必要になるので「C#」「Javascript」を覚えておきましょう。
②UnrealEngin
UnrealEnginもVRやAR、MRによく使われるソフトです。プログラム言語としては「C++」が必要になります。
VR/AR/MR など xR の求人情報まとめはこちら
2.動画編集ソフトの技術
VRやMRの業務には、動画編集ソフトの技術が必要になることもあります。現実の風景などを動画として撮影して、そこにバーチャルのコンピューターグラフィックスを組み合わせることがあるためです。
動画編集ソフトとしては、Adobe社のPremierePro、Apple社のFinalCutProが有名です。
①AdobePremierePro
PremiereProは、動画編集に特化したソフトです。映像業界で高いシェアを誇ります。PhotoshopやIllustratorで有名なAdobe社が販売しており、YouTubeなどインターネット上の動画編集からテレビ局の映像クリエイターまで幅広く利用されています。
VRやMR開発現場のために操作を覚えておくと得でしょう。
②FinalCutPro
FinalCutProは、iPhoneやMacで有名なApple社が販売する動画編集ソフトで、操作がしやすいソフトです。VRやMRの開発現場がMacを利用している場合FinalCutProの操作が必要になるかもしれません。
3.音楽編集ソフトの技術
こちらは必須ではありませんが、VRやMRの開発には音響や音声を編集する技術も必要になってきます。PCでBGMなどを制作するにはDAW(音楽制作ソフト)を利用します。
DAWには、国内でトップのシェアを誇るCubaseとレコーディングスタジオの標準DAWだと言えるProToolsが有名です。
①Cubase
Steinberg社が販売する日本国内の音楽制作現場で多く見られるDAWです。VRやMRのプログラミング技術に加えてCubaseが利用できると貴重な人材だと見られるかもしれません。
Cubaseには、「VR Tool Set」という機能が搭載されており、VR用の音楽ミックスができるようになっています。
②ProTools
AVID社が製造しているProToolsは、レコーディング現場で幅広く使われているDAWです。
ProToolsにも、VRのオーディオをミックスする機能が付いています。
4.VRやMR開発の求人サイト
それではここから、VRやMR開発の求人が掲載されているサイトなどをご案内していきます。
1.求人ボックス
求人ボックスは、「求人サイトのまとめサイト」になっています。企業の募集情報、マイナビなどの転職サイト、派遣会社の募集情報などが網羅されています。
VRやARで検索すると、フリーランスや正社員、派遣社員など情報が多く、様々な方が利用できます。
2.Indeed
Indeedは、テレビCMが多く放送されておりご存知の方も多いと思います。様々な業種の求人が掲載されています。
Indeedサイトのトップページにアクセスし、「キーワード」と書かれた検索窓に「VR」と入力して検索すると、2020年の12月現在、1970件の求人情報が掲載されています。
「AR」と検索しても多くの情報が確認できます。「リモート」「在宅」などキーワードで検索してみましょう。正社員、フリーランス等、色々な雇用形態で募集されています。
3.クラウドソーシング
VRやMRの求人に応募するには、クラウドソーシングを利用する方法もあります。
クラウドソーシングは、主にフリーランス向けのお仕事が掲載されています。国内ですと、「ランサーズ」「クラウドワークス」が有名です。
4.その他のサイト
VRなどで正社員やフリーランスの求人に応募できるその他サイトをまとめておきます。
①Green
②doda
③リクナビNEXT
④マイナビ転職
⑤type
詳しくはそれぞれのサイトで検索してみましょう。
5.まとめ
VRやMRの求人について情報をまとめてきました。
お仕事探しには、ご紹介したサイトをまず利用することがオススメですが、人からの紹介なども有効です。
ご自身のキャリアアップのためにこれらの情報がお役に立てば幸いです。
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