作曲アプリとは?DTMで人気のKORG GadgetアプリにVR版が登場【2021年】

作曲アプリとは?DTMで人気のKORG GadgetアプリにVR版が登場【2021年】

引用:KORG公式YouTubeチャンネル

作曲アプリについて調べていくと、多くの情報があり迷ってしまうことが多いと思います。

今回は、まずは作曲アプリとは何か?という点からみていきます。そして最後に、作曲アプリとして有名なKORG GadgetのVRバージョンが発表されましたので、最新情報も一緒にお届けします

1.作曲アプリとは?

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作曲アプリとは、文字通り音楽制作をするためのアプリのことです。

PCで作曲をおこなうことを「DTM(Desk Top Music)」と呼びますが、このDTMをスマートフォン(スマホ)やタブレットなどのモバイル端末で使う時にインストールするのが作曲アプリです。後半でご案内するVRアプリも作曲アプリの1つになります。

ちなみに、DTMは和製英語であり海外では通用しません。
これといった単語はありませんが、強いて言うなら「computer music」でしょうか…

2.DTMと作曲アプリの歴史

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クラシック音楽などの時代になりますが、作曲をするにはピアノを弾きながら五線譜に音符を手描きで書いていく、というスタイルが一般的でした。

もちろん現代でもこのスタイルで楽曲を作ることはできますが、五線譜に書いていくには専門の知識が必要になります。

一昔前の電気機器が普及してきた時代になると、「MTR(マルチトラックレコーダー)」と呼ばれる機器を使って作曲ができるようになりました。

MTRは、初期にはカセットが録音メディアでした。それが徐々にCD-Rやカードメディアに変わりました。そこからPCやスマホの普及でMTRに変わる「DAW」というソフトが生まれました。DAWは「Digital Audio Workstation」の略で、簡単にいうと楽曲制作アプリやソフトウェアのことです。

それに続いて、2021年現在、ついにVRで作曲ができるアプリまで発表されました。(VRアプリは後半にご紹介します。)

3.作曲に必要な機材

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DTMや音楽制作には、必要な機材がいくつかあります。この章ではそれらをご紹介します。

1.作曲アプリやソフトウェア

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前述したように、現在の作曲では専用のアプリやソフトウェアが必要です。WindowsPC用、Mac用、iPhone用、iPad用、そしてVR用など様々な種類が発売されています。お持ちの機器に対応したものを購入しましょう。

2.PCやスマホ

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作曲アプリを動かすには、PC本体やスマホ本体が必要になります。

スマホやタブレットでも多くのアプリが販売されているので作曲ができるのですが、ノートPCやデスクPCの方がプロ用の機材が揃っており本格的な楽曲が作れます。

3.オーディオインターフェース

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オーディオインターフェースは、より良い音でモニター(楽曲の音を確認する)するために必要な機材です。PCオーディオの世界でも必要になる場合がある機材です。

PCなどを利用して再生や録音をおこなう場合、PC本体内蔵のオーディオ機能では処理をする音に遅れが出ることがあります。これを「レイテンシー」と呼びます。

PC本体のヘッドホン端子にそのままイヤホンを挿して再生や録音をおこなうとレイテンシーが大きく発生することがあります。この状態では、作曲アプリが使えませんのでオーディオインターフェースを導入します。

 

4.モニタースピーカー

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作曲アプリの音を確認する専用のスピーカーが必要になります。モニターヘッドホンでも代用できます。通常のリスニング用のスピーカーやヘッドホンも利用はできますが、作曲時の音が聞き取りにくい場合があるのでプロ用のものを1台持っていた方が良いでしょう。

 

5.MIDIキーボード

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楽曲制作では、MIDIキーボード(鍵盤)があるととても便利になります。

MIDIとは、コンピューターで作曲をする際の信号のことです。MIDIキーボードは必須ではないのですがあると便利です。

 

6.VR機器、その他

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VRアプリを使うには、専用のゴーグル(ヘッドマウント、映像を映し出す機器)が必要になります。その他にギター、シンセサイザー、電子楽器等があると便利です。

 

4.作曲アプリの定番&オススメ

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作曲アプリは、様々なメーカーから出ています。ここでは、定番やオススメのものをご紹介します。

1.Steinberg社Cubase

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Steinberg公式サイト:https://new.steinberg.net/ja/cubase/

Steinberg社が販売する音楽制作アプリです。日本では一番多く使われています。国内用はYAMAHA社が取り扱っています。

Cubaseは、PCのDAWがメインでしたが、スマホの普及によりiPhone等に対応したアプリが登場しました。

スマホ版アプリとPC版ソフトウェアの間でデータがやり取りできます。

有名なプロミュージシャンがよく利用しています。あなたが聞いたことがある歌手の曲もCubaseで作られていたりします。

 

2.Ableton社Live

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Ableton公式サイト:https://www.ableton.com/ja/live/

Ableton Liveは、日本では特定のユーザーに人気のあるDAWですが、海外ではトップシェアを誇る音楽制作ソフトウェアです。

Ableton Live専用のスマホアプリがリリースされており、スマホからPCのソフトウェアをコントロールできます。

また、各社から楽器アプリが発売されているのですが、Ableton Liveに取り込めるものが多くあります。

 

3.Apple社Garage Band

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Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/mac/garageband/

Garage Bandは、Apple社が販売している作曲アプリです。iPhoneやiPad、Macのみで利用できます。

初心者でも使いやすく、操作画面もカラフルで画像がふんだんに利用されています。

また、GarageBandのステップアップとしてLogicというソフトウェアが用意されており、Logicはプロでも愛用者が多いDAWです。

 

4.KORG社Gadget

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KORG公式サイト:https://www.korg.com/jp/products/software/korg_gadget/

楽器やデジタル音楽機器で有名なKORG社が製造しています。Gadgetシリーズは、作曲アプリとして人気があります。PC版に加えてスマホ版、タブレット版が販売されています。

シンセサイザーなどの音源がとても綺麗に再生できます。独特な入力画面が特徴です。

 

5.KORG GadgetのVR版が登場!

KORG社が、作曲アプリGadgetのVR版を2021年度中に販売すると公表しました。

KORG Gadget VR

 

VRゴーグル(ヘッドセット)の「Oculus Quest 2」に対応しています。Oculus Questは、Facebook社が開発しているVRゴーグルです。PCやスマホが無くても仮想空間を楽しむことができます。

ゴーグルを装着すると、まるでシンセサイザーなどの実機があるかのように映像が映し出されます。また、自分の手の画像も映し出され実機を操作するように音楽制作ができます。

KORG Gadget VRには、音源としてシンセサイザーをはじめ、ドラムマシン、ベース、サンプラーが内蔵されています。まさに近未来の楽曲制作が年内に体験できそうなニュースです。

 

まとめ

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時代が変わり、技術が進むと同時に作曲の手法も進化してきました。音楽は、元々は木を叩いたりして音を出していたものだと思われますが、科学技術やIT技術の発展で面白い楽器や機材が増えてきています。

昔ながらの方法にも素晴らしいものがありますが、VR版作曲アプリなど最新のものも機会があれば体験してみましょう。