最大約40万人来場のVR空間「バーチャル渋谷」に原宿エリアを建設

最大約40万人来場のVR空間「バーチャル渋谷」に原宿エリアを建設

 

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2021年5月25日VR空間バーチャル渋谷に”原宿エリア”新たに登場

 

これは、au(KDDI株式会社)、渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン

がおこなっているプロジェクトで、インターネット上の空間に本物とそっくりな渋谷や原宿の街並みが再現されており、その画面上でショッピングをしたり、音楽イベントを楽しめるようになっています。20年度のハロウィンでは合計約40万人が訪れています。

 

 

■VR用のSNS「cluster」

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VRとは、「バーチャル・リアリティ」の略で映像上の仮想空間を意味します。VRゴーグルというデジタル機器を装着すると、そこに別世界があるかの様な動画が映し出されます。

 

バーチャル渋谷は、cluster(クラスター)というVRを使ったSNSサイトを使います。新型肺炎の影響で、クラスターはマイナスのイメージがありますが、クラスターとは元々「集団、群れ」という意味です。clusterのサイトでは様々なVR空間やイベントが用意されています。

 

clusterを運営するクラスター株式会社は、現在代表取締役の加藤氏が、京都大学を卒業後に自宅で引きこもっていた際にのちに共同経営者となる同大学卒業の田中氏と一緒にVRゴーグルを体験し「このゴーグルで、将来音楽ライブが開催されたら凄い」と思ったことがスタートだと紹介されています。

 

参照:

https://corp.cluster.mu/company/

 

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筆者は、VRの普及により将来的にインターネットの中に「もう一つの地球、もう一つの土地」の様な空間が生まれていくのではないか、と予想しています。

 

今回のバーチャル原宿やバーチャル渋谷はまさに「もう一つの土地」の様で、VRを使った店舗出店やショッピングモールの”建設”などが普及していく一歩目になるのかもしれません。

 

原宿エリアには、5月25日~31日の期間内ですが限定ショップもオープンします。外出がしにくい状況が多い昨今ですが、VR空間でまるで東京にいるかの様にショッピングができます。

 

 

■ログインの方法と遊び方

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筆者も実際にログインしてみましたが、アバター(自分自身の分身となるキャラクター)を作成してまるでゲームのようにVR空間内の渋谷の街を歩くことができます。

 

それでは、ここからは実際にログインする場合の手続きをご案内しましょう。

 

1:まず、下記のサイトにアクセスします。

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https://cluster.mu/w/79347fb9-05f5-429e-ab5f-8951ee8cd966

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対応しているデバイス(OS)は、iOS、Android、Windows、MacOSとなっています。VRゴーグルにも対応しています。

 

2:画面の中にある、「遊びに行く」をタップ(クリック)します。

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3:スマートフォンやPC用のアプリ、ソフトウェアをダウンロードしてインストールします。

 

 

4:アカウントを作ったことがない場合は、登録をおこないます。登録はすぐに完了します。

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5:アプリやソフトウェアを開くと、VR空間としてバーチャル渋谷の画面が映し出されるので探索してみましょう。

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■VRで14000人の来場者や1億円の利益も

 

今回、バーチャル渋谷や原宿エリアの情報をお届けしていますが、ここではVRやリモート、バーチャルやオンライン世界で多くのお客さんやファンの来場や売上があった最近の出来事、ニュースを見てみましょう。

 

 

・「NTTのVRシステムを利用した即売会に合計14000人を超えるお客さんが来場」

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様々なクリエイターが集合し、仮想空間上に151店が出展し作曲した楽曲や雑貨を販売しました。リアルな物品、バーチャルのコンテンツのどちらもがVR空間で販売されていたようです。

 

時事ニュースより

https://www.jiji.com/sp/article?k=000000005.000074603&g=prt

 

 

・「Facebookグループ開発のOculus Quest 2の60以上のソフトが売上1億円を超える」

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Facebookグループが2020年に発売したVRゴーグルのOculus Quest 2は、1本で売上1億円超えのソフトが増えてきています。なかには、1本で10億円の売上になるソフトも出てきています。

 

Oculus Quest 2は、単体で起動させることができ、「Oculus」サイトからソフトをダウンロードして使います。

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また、PCと接続してVRを楽しむことも可能です。スマートフォン用のアプリを使えばOculus Quest 2で視聴している画像を映し出すこともできます。

 

ファミ通.comより

https://www.google.co.jp/amp/s/www.famitsu.com/news/amp/202102/03213841.php

 

 

・「世界最大級のVRイベントから総合ショッピングモールが誕生」

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売上やアクセスのニュースではありませんが、2021年8月に開催予定の世界最大級のイベント「バーチャルマーケット」で、総合的なショッピングモールである「Vket Mall」がスタート予定となっています。

 

PR TIMESより

https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000091.000034617.html

 

 

■今後ますます需要が増えていくVRやオンライン世界

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2021年現在、VRを含めてオンラインやリモート、バーチャルなどインターネット技術が目まぐるしく発達していってます。

 

YouTubeでは、YouTuberと呼ばれるテレビタレントの様な活動をおこなう人達も人気があり、遠隔で仕事ができるリモートワークを取り入れる企業も徐々に増えてきています。もちろん、今回のバーチャル渋谷や原宿もオンライン世界の1つです。

 

これらの背景には、PCやタブレット、スマートフォンの普及が深く関与しています。

 

現在では特にスマートフォン市場の拡大が著しく、日本人のほとんどの人が利用していると言っても過言ではないでしょう。

 

PCは、1995年にWindows95というOSが販売されたことで普及が加速し、スマートフォンは、故スティーブ・ジョブズ氏が2007年に初代iPhoneを開発したことが普及のスタートと言えます。

 

これだけ多くの人がスマートフォンやインターネットにアクセスしているということは、VRやオンライン化にはたくさんのビジネスチャンスが眠っているとも考えられます。

 

例えば、今回のバーチャル渋谷の様な”街”がどんどんと拡大し、そのVR上の街に店舗が”建設”され、休日には消費者がショッピングに訪れる、という未来が想像ができます。

 

また、楽天やアマゾンに見られる巨大ショッピングモールがVRの街に誕生することもあるかもしれません。

 

もし、バーチャル東京ドームがその街に建てられたら、アーティストの音楽ライブを観賞することもできます。インターネットの未来が楽しみですね。

 

 

■まとめ

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今後、VRを使ったclusterやバーチャル渋谷の様な映像内での”建設”が増加していくことが予想でき、またそれに伴うビジネスや市場の拡大も期待できます。関連情報はチェックしておきましょう。

 

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