介護研修VRサービス「ケアブル」、全国の介護事業者向けに提供開始
- 2019.07.31
- VR関連ニュース
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は 、国内の訪問・在宅介護や特別養護老人ホームなど、介護に関わる事業者・施設・団体向けに、介護職員の「現場力」をVRで教育できる、介護研修VRサービス「ケアブル」を開発しました。本サービスのVRコンテンツは、社会福祉法人善光会(東京都大田区、理事長:梅田茂、以下 善光会)の監修のもと、制作しています。
ケアブルHP:https://carevr.jp
介護の人材不足、早期離職の原因は育成環境不足だった!
現在日本では、介護職員の約7割、訪問介護員の約8割が人手不足に悩まされており、この原因の一つに、新人スタッフの教育が満足に実施できていない「育成環境不足」があります。ケアブルは実際の介護の現場で起きる場面をVRでリアルに再現、先輩職員の時間を拘束することなく、介護現場で起きるさまざまな問題を体験し、その対処法を学ぶことができます。
VRだからできる介護の「現場力」トレーニング
ケアブルでは、介護職員と被介護者、両方の立場を当事者目線でVR体験することで、現場力をトレーニングできます。介護をしている職員目線で日常の中にある危険を察知する「危険予知」や、被介護者目線で介護職員の対応のポイントを体験できる「認知症理解」などのコンテンツなど、20以上の介護現場体験VRが揃っています。現実の介護現場を高精度VR化し、当事者目線で体験することで、介護の初任者に必要な「現場対応力」を育成できます。
集合VR研修ソリューション「GuruVR Multi Seminar」で1対多のVR集合研修に対応
ケアブルによるVRトレーニングは、ジョリーグッドが開発した集合VR研修ソリューション「GuruVR Multi Seminar(グルブイアール・マルチセミナー)」により、1対多の集合研修も可能にします(スタンダードプラン以上が対象)。本システムでは、講師が一斉に受講者のVRを操作できるだけでなく、トレーニング中の視点を解析して受講者の理解度をスコア化します。複数の介護職員を抱える事業者側として、各スタッフのトレーニングの受講履歴や理解度を把握できることで、より最適な育成環境の提供が可能になります。
-
前の記事
ARでめぐみんに会える! HoloModels「この素晴らしい世界に祝福を!2」コラボ デジタルフィギュア販売開始 2019.07.31
-
次の記事
ナーブの「VR内見™」から賃貸業務に特化した『どこでも賃貸™』スタート 2019.07.31