イオンモールと凸版印刷、文化イベント事業を推進
第一弾は講談協会と連携し、「忠臣蔵」をテーマにした「VR×講談」イベントを10月16日(金)から全国のイオンモールにて開催
凸版印刷は、VRなどデジタル技術を活用して文化財の保存、公開を行い、文化財をテーマとしたイベント企画を行っています。またイオンモールは、各エリアにおけるリアルな体験や体感、人が集うコミュニティの場「ハピネスモール」を目指し、展覧会や公演など様々なイベントを開催しています。
第一弾の演目は、「忠臣蔵」の元となった「赤穂浪士の討ち入り」を題材にしたものです。凸版印刷が制作したVR作品『江戸城の天守』を大型スクリーンに投影し、また、国文学研究資料館所蔵の赤穂浪士の討ち入りに関する『赤穂義士随筆』などの古典籍を用いて「忠臣蔵」の背景を講談師が解説します。
■ 「イオンモール VR×講談」イベント第1回目概要
イベント名 | イオンモール VR×講談 |
開催場所 | イオンモール四條畷 3階 イオンホール |
日時 | 2020年10月16日(金) 1回目:11:00~12:10(開場 10:30) 2回目:14:30~15:50(開場 14:00) |
出演者 | 神田春陽師 |
入場料 | 無料(先着順にてご案内します) |
※2回目以降は、イオンモール津南[11月6日(金)]、イオンモール大和 [12月15日(火)]、イオンモール座間[1月20日(水)]にて開催予定。イベント詳細は各モールのホームページをご確認ください。
■ 凸版印刷の文化財VRへの取り組み
凸版印刷は、1997年から文化財のデジタルアーカイブデータの公開手法としてVR技術を用いた「トッパンVR」の開発に取り組み、国内外の貴重な文化財・世界遺産をテーマとしたVR作品を多数製作し、大型スクリーンを用いたVRシアターを中心に上演を行っています。また、江戸城天守を8KVRで製作するなど超高精細表現技術開発や、帝国ホテル旧本館ライト館のVR再現で近代建築分野への取り組みも展開しています。
VRの利活用・公開の場としては、熊本城観光交流施設内の「熊本城ミュージアム わくわく座」でのVRシアター開設や、東京国立博物館へ「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」を導入するなど、国内外20か所以上の文化施設、観光施設へVRシアターを展開しています。
■ 国文学研究資料館・凸版印刷共創プロジェクトについて
本イベントで使用される資料は、凸版印刷と国文学研究資料館の共創プロジェクトでデジタルアーカイブ化されたものです。
「国文学研究資料館・凸版印刷共創プロジェクト」は国文学研究資料館の資料(屏風・絵巻物や歴史資料など)を、凸版印刷が印刷技術を用いてデジタル化し、そのデータを活用して日本文化の多様性と魅力を広く一般に発信するものです。
■ イオンモール「ハピネスモール」の取り組み
イオンモールは、お客さま、地域にとっての、「しあわせ」が生まれる場でありたいと考えています。日々のお買い物はもちろん、さまざまな取り組みを通じて、お客さまが「しあわせ」を感じる場「ハピネスモール」をめざして、2017年度から本格的に活動を開始しています。「Health」、「Wellness」、「Community」、「Opportunity」という4つの柱を軸に、全国のイオンモールで様々な取り組みを行っています。
■ 講談協会について
講談とは、日本の伝統芸能のひとつで、軍記物や政談など主に歴史にちなんだ読み物を、観衆に対して読み上げるものです。
講談協会は1980年に設立され、講談のさらなる普及を目指し古典の継承、新作講談などを発表し研鑽を積んでいます。
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以 上
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