空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」​​が「第1回VRホームステージングアワード」結果を発表

空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」​​が「第1回VRホームステージングアワード」結果を発表

規範となるバーチャルホームステージングのアイデアにスポットライトを当て表彰

株式会社スペースリー
 
 
 空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」を提供する株式会社スペースリー(本社:東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F、代表取締役:森田博和、以下「当社」)は、第1回VRホームステージングアワードの厳正なる審査の結果、大賞と優秀賞を以下の通り発表いたします。


● 受賞作品紹介動画リンク:https://youtu.be/6LZJGSbCVRE

● 最優秀賞

 – 作品タイトル:この春40年ぶり、ふたり暮らしの新生活
– 受賞者:Gacky おへやスタイリング 芝垣茜 – コンテンツURL:https://spacely.co.jp/gacky_oheya_styling/gackycontest004?initial_scene=02

● 優秀賞
 – 作品タイトル:北欧スタイルコーディネート
 – 受賞者:S&Gハウジング 河上あゆみ
– コンテンツURL:https://spacely.co.jp/SG_reform/project_453158 

● 優秀賞
 
– 作品タイトル:賃貸6畳1K発、フリーランサーのホームオフィス
 – 受賞者:Gacky おへやスタイリング 芝垣茜
– コンテンツURL:https://spacely.co.jp/gacky_oheya_styling/gackycontest005?initial_scene=02

※URLを開きコンテンツ下部に表示されるホームステージングアイコンをクリックするとコーディネート後が確認できます。

 また、審査員の1人でもある建築プロデューサー エミリオ・アルダオ氏によるコーディネートについても紹介いたします。エミリオ・アルダオ氏から作品のご提供に当たって、以下のような紹介文をいただいています。

「3人家族に愛犬が一匹の暮らしを想定しました。シンプルでモダンな家具を中心にニュートラルな色の組み合わせにより居心地の良い空間を作りました。また、ソファーを中庭の隣に置くことで、自然を近く感じることができます。」
 – コンテンツURL:https://spacely.co.jp/emilioaldao/project_461507

 
 今回の最優秀賞受賞者にはVRホームステージングのノウハウについて、以下のウェビナーにてご講演いただきます。また、本年の賃貸住宅フェア2022 in 東京では、ホームステージングの特設ブースが企画されており、特設ブース内での作品の発表や小セミナーを行う予定です。併せて、ぜひご興味ある方は奮ってご参加ください。

◇ 第1回VRホームステージングアワード特別企画ウェビナー
 – 日時:2022年4月7日(木)16:00-17:00
 – 場所:オンライン(Zoom)
 – 概要:アワード受賞者のGacky おへやスタイリング 芝垣様、S&Gハウジング 河上様を迎えて、ホームステージングの基礎知識から、ホームステージングのコツ、物件の価値を最大化する方法、“リアル とバーチャル” の利点と使い分けをお伝えします。
 – URL:https://info.spacely.co.jp/seminars/2732/

◇ 賃貸住宅フェア2022 in 東京
 – 日時:2022年7月26日(火)27日(水)
 – 場所:東京ビッグサイト西1・2ホール
 – URL:https://zenchin-fair.com/ 

 引き続きこのようなVRホームステージングアワードなどの取り組みを通じ、低コストで自由自在なコーディネート可能なバーチャル上でのホームステージング及びお部屋コーディネートの好事例の発信を行い、事業者のライフスタイル提案が一般化し、人々の暮らしがより豊かとなる社会の実現を目指します。

■ 第1回VRホームステージングアワード概要
 一般的な全天球パノラマ画像が3D変換された空間内でカリモクやFrancFrancなどの人気家具ブランドの家具やウォールアート、小物等を自在に配置する当社のAI空間設計を活用したライフスタイル提案が可能なスペースリーのAI空間設計というシミュレーター機能を使ったコーディネートを対象に開催いたしました。

 – VRホームステージングアワード詳細及び応募ページ:https://info.spacely.co.jp/vhs_award2021/ 

 2021年12月20日応募開始を開始し、2022年2月7日までに応募された作品を対象に各審査員に、主にライフスタイル提案としてのコーディネートのポイントの工夫度合い、コンセプトを体現したビジュアルのインパクトについての審査を行い決定いたしました。最優秀賞には、賞金5万円 + アクリル盾、優秀賞には、賞金3万円が授与されます。

主催
 – 株式会社スペースリー

後援
 – 一般社団法人日本ホームステージング協会
 – 株式会社全国賃貸住宅新聞社
 – 家具経済同友会
 – 安心計画株式会社

■ 受賞作品説明と審査員コメント紹介

◇ 最優秀賞
 – 作品タイトル:この春40年ぶり、ふたり暮らしの新生活
 – 受賞者:Gacky おへやスタイリング 芝垣茜
 – コンテンツURL:https://spacely.co.jp/gacky_oheya_styling/gackycontest004?initial_scene=02
 – 受賞者の作品紹介文:
 60代のおふたり暮らしの想定。東京郊外、30棟以上からなるマンモス団地の2階部分。同じ団地の5階から低層階へと住み替えた高齢のご夫婦を想定。
 明るい床の色から、ナチュラルの色合いの家具を選定。メインカラーはグリーン、アクセントは濃いピンク(花やキャンバスアートなど)。
 ソファの背を向けることで、くつろぎのエリアと食事のエリアをゾーニング。窓から差し込む光の死角になる位置にスタンドライトを設置し明るさを補いフォーカルポイントに。コンセントの位置などから、入口に入ってすぐ左側は冷蔵庫を置く想定。ステージングでは視界を塞ぐのであえてブランクにしています。

 エレベーターのない古い団地だが、結婚してすぐ新築だった頃に5階を購入した。子どもふたりも結婚して手を離れ、定年を迎えてどこか寂しさを感じていたおふたり。5階への上り下りが億劫になってきた、でも住み慣れた思い出の場所を離れたくない……と思っていたときに「家を売却して、バス停に近い低層階を購入してはどうか」とお子さんから提案される。
 これを機に家具も一新することに。結婚当初の住まいと家具を探すワクワクしたひと時を思い出す。寂しさが一転、40年ぶりの新しい生活に心が躍る部屋をイメージしました。

 – 審査員コメント:
「二人ののんびりした新しい生活が想像できます。太陽光が降り注ぐ明るいお部屋にコーディネートも明るいので、新生活のワクワク感が感じられます。」
「冷蔵庫の設置場所まで配慮されており、配置した家具も含めた実際の生活導線のイメージが広がります。中央に配置しても映えるデザインのソファでエリアが区切られ、格子状の背面はダイニングチェアの意匠とも共通点を持たせているため統一感を感じます。」
「60代の二人の暮らしを想定した空間で、ゆったりとした家具を選んでいるのはリラックスできる感じでとてもいいと思います。ただ、リビングの空間が狭くなってしまったのが残念。ターゲットに向けてのエレメンツが少なかった。」

​◇ 優秀賞
 – 作品タイトル:北欧スタイルコーディネート
 – 受賞者:S&Gハウジング 河上あゆみ
 – コンテンツURL:https://spacely.co.jp/SG_reform/project_453158 
 – 受賞者の作品紹介文:
 無垢材の木目・風合いを楽しめる家具と、たくさんのグリーンに癒されるナチュラルウッディなリビングダイニング。天窓やバルコニーからたっぷり降り注ぐ自然光により、素材感の映えるインテリアコーディネートとなっています。

 – 審査員コメント:
「まとまりや空間ごとのメリハリもよく、デザイン、機能性ともに素晴らしい。ステージングの観点では、テレビボードや棚上が寂しく感じるので、小物使いをより取り入れると良いと感じた。」
「ゆったりとくつろぎ生活できる空間がある。ソファのデザインが斬新的。」

​◇ 優秀賞
 – 作品タイトル:賃貸6畳1K発、フリーランサーのホームオフィス
 – 受賞者:Gacky おへやスタイリング 芝垣茜
 – コンテンツURL:https://spacely.co.jp/gacky_oheya_styling/gackycontest005?initial_scene=02
 – 受賞者の作品紹介文:
 20代後半、男性のひとり暮らしの想定。在宅で仕事をするフリーランスワーカー。男性の想定からメインカラーはブラック、ライトグレー。リモートでの仕事でビデオチャットなども想定し、あえて壁を背にデスクを配置し、掛け時計はデスクから見やすい場所に配置。
 エアコン下の収納は、仕事で使うファイルや資料などを納める想定。窓から差し込む光の死角になるので、上にスタンドライトを置くことで背の高いフロアライト代わりの役割とする。デスク周りを完全に仕事仕様とするため、向かって右の押入れ下段にも仕事で使う資料などが収められている想定。なので押入れ前の隅は導線確保のためブランクとする。
 ラグは部屋のアクセントだけではなく、ゾーニングの役割も果たす。腰かけて仕事をすることに対し、ラグの上ではビーズクッションなどでくつろいだり食事をしたりする。(ちょうど外観工事中のため、フラワーボックスはパノラマ撮影できませんでした。玄関部分のVHSは参考程度に。一人暮らし用の洗濯機、冷蔵庫、レンジを置いただけです)
 美大を出てデザイナー職に就いていたが、コロナの情勢もあり勤めていた企業が閉業となる。転職活動をしようと思っていたところへ、かつての関連会社から声がかかり業務委託で働くことに。これを機に賃貸料のリーズナブルな6畳へ引っ越し、フリーランスデザイナーとして自宅で仕事を始める決意をする。

 – 審査員コメント:
「具体的なプランでの提案なので、コンセプトとビジュアル共によくできていると考えます。よくできているがゆえに期待してしまうのですが、天井照明は、6畳といえども、このようなホームオフィースでは、主照明とサブ照明、そしてデスク部と具体的な生活シーンでの使い分けを提案出来れば完ぺきではないでしょうか。」
「ホームオフィスとして快適に過ごせる環境だけでなく、在宅ワークの際の見え感まで配慮されたコーディネート。ラグやクッションを効果的に配置して、狭小空間でも生活のリズムに変化を加える工夫がされています。同様のコンセプトで女性向けのホームステージングも見てみたいと思いました。」

■ 審査員

一般社団法人ホームステージング協会
代表理事 杉之原 冨士子(すぎのはらふじこ)

 日本の住宅事情に合った日本独自のホームステージングを体系化し、専門知識や技術を習得する認定資格を提供。2017年からホームステージングの実態調査も開始。業界の枠を超えた新たな産業としてホームステージングを定着させる活動を展開中。
 東京家政大学家政学部卒業。運送会社のパート勤務を経て、2011年に女性スタッフによるお片づけ会社を立ち上げる。多くの現場経験から、様々な問題を解決できるホームステージングの普及と人材育成のために日本で唯一ホームステージングを体系的に学べる一般社団法人日本ホームステージング協会2013年設立。
【出演歴】
・NHK「あさイチ」・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」他
・産経新聞コラム「暮らし替えの道しるべ」連載中
【著書】
・「いつ死んでも後悔しないお片づけ」(PHP研究所)
・「ディズニー マイストーリーノート」(講談社)等
 

ホームリビング
編集長 長島 貴好(ながしまたかよし)

 1970年、株式会社アイクを日本の家具インテリア業界の情報企業として創業。以後、住生活に係る幅広い産業一筋に「専門新聞―ホームリビング」発行、出版事業、コンサルティング事業、調査事業などを柱に、約46年間に亘り情報事業で実績。
 現在、定期的に発行する情報紙誌は「ホームリビング」(旬刊)、「寝装ジャーナル」(同)、ホームリビング電子版(同)、書店向け雑誌「Home Living 別冊版」他、多数を発行。また、IAFP(国際家具出版連盟・加盟19ヵ国)の創立メンバーとして、世界の家具マスコミ機関と提携、グローバル時代の指針を探り、世界の家具インテリアのビジネス振興、世界の各国民の住生活の向上と在り方に尽力。
 

大和ハウスリフォーム株式会社
顧問 臼谷 紀久雄(うすたに きくお)

 2014年国土交通省より、長年、住宅産業に従事し、住宅リフォーム分野の確立に寄与するとともに、国民が安心してリフォームできる社会づくりに大きく貢献したとして、永年功労表彰(住宅リフォーム部門)を受ける。現在、関係諸団体(プレハブ建築協会、住宅リフォーム推進協議会、日本建材住宅設備協会、住宅生産団体連合会 等)の委員会で委員を務める。
 

株式会社クラス
代表取締役社長 久保 裕丈(くぼ ひろたけ)

 2005年3月東京大学工学部卒業。2007年3月東京大学新領域創成科学研究科修士課程修了。2007年4月米系のコンサルティング会社A.T.Kearneyに入社。商社・メーカー・金融機関等への全社戦略策定や企業買収を手がける。2012年、女性向け通販サイトMUSE&Co.を設立し、2015年に売却。その後、個人で数十社の企業顧問を務める。2017年、アメリカで大人気の恋愛リアリティーショー”TheBachelor”の日本版”バチェラー・ジャパン”のシーズン1の主役に抜擢。2018年、より自由で心地よい暮らしを提供することを目指し、家具・家電のサブスクリプションサービスCLAS(クラス)を設立と同時に代表取締役社長就任。
 

建築プロデューサー
エミリオ・アルダオ

 AC Studioの代表。2002年よりスペインを拠点に建築CGデザイナーとして活動。主に、集合住宅や商業施設のプロモーション用CG制作を手がける。2009年には、インテリアデザインCGシュミレーションソフト「InteriCAD」のスペイン代理店として販売開始。2017年に日本に拠点を移し、ACStudioを設立。主にフォトリアルな建築CGプロモーション動画やパースの制作、インテリアデザインに携わっている。
 集合住宅コンペのCGパース、病院設立のプレゼン用CG動画、リゾートマンションのプロモーションCG動画など、受注や販売につながるご提案などを行っており、近年では、建築からインテリアに関するトータルコンサルタントも行っている。
 

株式会社フライミー
社長室 松本 祐樹(まつもと ゆうき)

 株式会社ウェルカムのバイヤー、マーチャンダイザーを経て、フリーランスのディレクターとして家具インテリアメーカーのプロダクトデザインやブランディングディレクションなど多数のプロジェクトを手がける。2010年にプロダクトデザイン・トレードショー「Design East Project Tokyo」を企画・運営し、2011年からは、インテリア合同エキシビション「MONTAGE」を主宰。2017年より、1000以上のブランドを取り扱う日本最大級の家具・インテリア通販サイト「FLYMEe」を運営する株式会社フライミーに入社。現在社長室に在籍し、商品企画から事業開発まで幅広い分野を主導している。


■ 株式会社スペースリー
 空間データ活用プラットフォーム「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーの営業活動や製造業の研修分野のDX推進のために6,400以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、直感的な操作で、ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
 スペースリーは、業界初の遠隔地でも簡単にVR空間の案内ができる遠隔接客機能や、パノラマVR写真へ家具を自動配置する機能を含むAI空間設計シミュレータ機能をいち早く実現する高い技術力を特徴としています。また、株式会社スペースリーは360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するためのSpacely Labを設立・運営しています。

会社名:株式会社スペースリー
Web   :https://spacely.co.jp
代表者:森田 博和
資本金:267,963,395円
設立年:2013年8月
所在地 [本社] 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F
   [福岡営業所] 〒810-0001 福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡PARCO新館5F
   [大阪営業所] 〒533-0031 大阪府大阪市淀川区西淡路1-1-9 ビジネス新大阪506
 ▼会社紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=zbfpXfWuOwk